第129章 本当に恥ずかしい

工藤達央は視線をマネージャーへ向けた。

「岡山政宏とは、酒楽庵で何時に会う約束だった?」

「正午12時です。ちょうどお昼どきですね」

マネージャーが答える。

工藤達央は小さく頷き、それから中山紗奈と小山茜に言った。

「二人は自分の仕事に戻ってくれ。俺はあとで酒楽庵へ行く。藤原和樹と岡山政宏に会ってくる」

「加藤龍平を同行させたほうがいいわ」

小山茜がすぐに口を挟む。表情は硬い。

「あなた一人じゃ不安よ。藤原和樹も岡山政宏も、平気で人を潰すタイプだもの。しかも、あなたを一番消したがってる連中よ。絶対、罠を張ってる」

「腕が立つのは分かってる。でも、どんな罠を用意してるか分から...

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